「アロマ」という言葉はよく耳にしますね。
なんて認識している方は多いのではないでしょうか?
じつはこれ、まったくの間違いです。
「アロマセラピー」の基礎を知って、「アロマ」を上手に楽しみましょう。
- アロマセラピーとは?
- 精油ってなに?
- 植物が芳香成分をもつ理由
- アロマの効果
- アロマが効くメカニズム
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もくじ
アロマセラピーとは?
アロマセラピーとは、aroma(=芳香)と therapy(=治療)の造語で、
植物から抽出した精油(芳香成分)を使用した自然療法を指します。
アロマセラピーといえば「いい香りでリラックスできる嗜好品」と考えている人が多いですが、
「鼻から脳へ」
「皮膚から血液へ」
「肺から全身へ」
このように心と体に作用することで、さまざまな効果をもたらす代替医療として取り扱われている分野です。
アロマセラピーに使う『精油』ってなに?
精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の花や葉、果実などから抽出した液体のことを指します。
この液体には、数十から数百種類の芳香物質が含まれており、
それぞれの芳香物質には異なった薬理作用が報告されています。
そのため、ひとつの精油にさまざまな効果が期待できるというわけです。
油という漢字が含まれているので「植物油」と誤解される方が多いですが、精油と植物油は別物です。
油のように水に浮く性質があるので、精「油」と呼ばれています。
精油の活用方法はこちらです
植物が芳香物質を持っているのはどうして?
植物が持つ芳香物質を利用する分野をアロマセラピーといいます。
ではどうして植物は芳香物質を持っているのでしょう?
その理由はさまざまです。
植物が生き残るために利用している物質を『アロマ』の分野で利用することで、
治療や抗菌、防虫などに役立てることができます。
どんな効果があるの?
「病院に行くほどでもないけど、なんとなく調子が悪い」
そんなときはアロマやハーブを大いに活用しましょう。
精油をじょうずに使うことで、多くのトラブルを対処できます。
人体に作用するメカニズム
アロマ成分が人体に作用するメカニズムはさまざまです。
アロマ化合物が直接作用するものと、
芳香成分が脳に作用し効果を示すものがあります。
アロマ化合物が作用する
「口から消化器へ」
「鼻から脳へ」
「皮膚から血液へ」
「肺から全身へ」
このようにアロマ成分を直接摂取することで、アロマ化合物がもともと持つ作用が働くことがあります。
ここでひとつ例を挙げてみましょう。
レモンやオレンジなどの柑橘類には、アロマ化合物のリモネンが含まれています。
リモネンには血行を促進する作用があり、体内の代謝を改善することが報告されています。
そのため、体内の代謝を改善することでダイエット効果などが期待されています。
自己判断で精油を口から摂取するのは危ないのでやめましょう
芳香成分が脳に作用する
芳香成分が脳に作用し効果を示すものがあります。
『自分の好きな香りをかぐ』ことで、香りは電気信号として脳へと伝わり、
などの人体の重要な部位に働きかけます。
こうして気持ちが前向きになったり、集中力が増したり、美容やダイエットにも効果があるとされています。
自分に合ったアロマを探しましょう。
まとめ
「アロマセラピー」の基礎を知ることで、「アロマ」を上手に楽しむことができます。
「アロマセラピー」とは、心と体に作用することでさまざまな効果をもたらす代替医療として取り扱われている分野です。
「病院に行くほどでもないけど、なんとなく調子が悪い」
そんな方は、ぜひアロマを取り入れてみてください。
精油をじょうずに使って、心身の健康を維持していきましょう。
『症状別』の精油が知りたい方はこちらから探してみてくださいね♪
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