「夏バテでやる気がでない」
「水分補給に適したドリンクは?」
「とにかく涼しいハーブがほしい」
気がつけば猛暑日が続き、昔に比べて暑くなりました。
暑さで眠れない日々が続くと、より夏バテが悪化してしまいます。
夏は食欲不振やだるさを感じやすい季節です。
ハーブティーで水分や栄養素をしっかりと補給して、夏を元気に乗り切りましょう。
こちらのページでは、以下の内容について記載しています。
- 夏を乗り切るためのハーブ3選
- おすすめのブレンド
欧州では『医薬品』として承認されているハーブですが、日本では『食品』として取り扱われています。ハーブによる『効能・効果』や『用法』については、薬機法に抵触するため、直接的な表現は控えさせていただきます。
もくじ
ハイビスカス
ハイビスカスはあざやかなルビーレッド色が特徴のハーブです。
ハイビスカスといえば美容効果の高いハーブで有名ですが、
南国に咲く花だけあって「夏バテ」に効果があります。
い酸味の正体は植物酸と呼ばれる酸味成分です。
植物酸を補給することで体内のクエン酸回路を活性化し疲労回復をおこないます。
夏バテ対策で有名なレモンのハチミツ漬けや梅干しと同じ原理です。
クエン酸回路とは、ATPと呼ばれるエネルギーをつくるために、生まれつき体内に備わっているシステムのこと。
ATPは、すべての生物のエネルギー源となる重要な物質で、
などの生命活動に必要なエネルギーとして使用されています。
ハイビスカスのおすすめブレンド
ハイビスカス×レモングラス
ハイビスカスの酸味は、レモングラスの爽やかなレモン風味と相性がよいです。
植物酸は水に溶けやすい性質があるので、水出しでも抽出することができます。
冷たい水出しティーで、暑い夏でもゴクゴク元気をチャージしましょう。
夏最強の組み合わせです。
寝る前にティーバックをボトルへ入れておくだけで水出しハイビスカスティーが簡単に作れるよ♪
水出しハーブティーに必要な道具はこちら
レモングラス
レモングラスはその名のとおりレモンの香りがするハーブです。
グラス(grass)を和訳すると”草(くさ)”なので、『レモンの香りがする草』という意味です。
レモンの香りは食欲がアップするので、食欲が湧かない夏バテとの相性が良いです。
タイなど熱帯地域では、料理の香りづけにも使用されています。
レモングラスのおすすめブレンド
レモングラス×ルイボス
美容や健康に良いとされるルイボスティーは誰もが耳にしたことがあります。
ルイボスティーは紅茶のような味わいがあるので、レモン風味のレモングラスと相性が抜群です。
レモン風味の紅茶でひと休みしてみませんか?
香り立ちのよいホットティーがおすすめです。
ペパーミント
暑い夏に『ひんやり感』を感じるためにぴったりのハーブです。
『ミント』といえば聞き馴染みのある植物ですが、『ミント』には様々な種類があります。
どの『ミント』にもメントールと呼ばれる香り成分が含まれており、スースーした薄荷の香りが共通してあります。
なかでもペパーミントはメントールを多く含むため、どの『ミント』と比較しても、よりハッキリとした香りが感じられます。
ペパーミントのおすすめブレンド
ペパーミント×カモミール
カモミールはリラックス作用のあるハーブとして人気です。
リンゴのような爽やかな甘い香りが安らぎを与えてくれます。
ミントとリンゴの風味は、ペパーミントだけよりも飲みやすい仕上がりになります。
夏の暑さで寝ても寝ても疲れが取れない方はこちらのブレンドティーを試してください。
就寝前のホッとするひと時を過ごせるはずです。
ペパーミントの楽しみ方
ペパーミントの「ひんやりと冷たく感じる」成分を最大限に活用しましょう。
ペパーミントの「ひんやり感」を感じるには、
がおすすめです。
芳香浴で使ったペパーミントは、そのまま入浴剤として使えます。
暑い夏ほどミントのスースーした香りは気持ちが良いです。
ぜひペパーミントの『心地よさ』を感じてみてはいかかでしょうか。
『芳香浴』のやり方はこちらから
まとめ
いかかでしたか?
私がおすすめする『夏を乗り切るためのハーブ』は、
でした!
暑い夏こそ、ハーブティーで水分とエネルギーをチャージして、楽しく乗り切っていきましょう♪
ぜひ試してみてくださいね!
ハーブは『食品』ですが、アレルギーや体質により合わない人がいます。ハーブを摂取する前に、注意事項をよく確認し、自己責任で楽しんでね
- 南山堂 臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法
- 日本メディカルハーブ協会検定委員会 ハーブ&ライフ検定テキスト
- 日本メディカルハーブ協会検定委員会 メディカルハーブ検定テキスト