こんにちは、運営者のクスノキです
このサイトは、『ハーブを身近に感じる』をモットーに作っています
このページでは、花言葉に合わせたハーブの楽しみ方についてご紹介します
花言葉:植物がもつ性質や特徴に基づいて象徴的な意味をもたせた言葉
もくじ
『夫婦愛』をもつハーブ
リンデン
リンデンは、日本では北海道に多く分布している植物です。
リンデンの使用できる部位は多く、
など、たくさんの部位を使用できることから『千の用途を持つ木』として古くから愛されてきました。
リンデンには、
と名称がわかれており、
香りや期待できる効果が異なるため、様々な用途にあわせてリンデンを満喫できます。
それぞれの特徴を説明しましょう
リンデンフラワーの効果
リンデンの花部は、甘くフローラルな香りで人気なハーブです。
甘い香りの正体はファルネソールという精油成分です。
アロマの分野では、ファルネソールの香りは、
心身の緊張を和らげ、リラックスさせる作用
が期待されています。
そのため、甘くフローラルな香りが漂うリンデンティーは、心身の緊張をやわらげ、
おやすみ前に飲むことで質の高い睡眠が期待できます。
さらにリンデンの葉部には、フラボノイド配糖体が含まれており、発汗や利尿作用が期待されています。
この発汗・利尿作用は、
などの効果が期待できます。
そのため、風邪のひきはじめに飲用することで、治りを早めるといわれており、
作用は穏やかなため、高齢者や子どもにも安心して用いることができます。
ドイツの小児科では、風邪に対してリンデンのハーブティーが処方されています
リンデンウッドの効果
リンデンウッドは、菩提樹の木質部を使用したもので、木のチップのような見た目をしているハーブです。
香りや味はうすく、クセがないので飲みやすいハーブティーです。
リンデンフラワーよりも知名度の少ないハーブですが、その利尿作用はリンデンフラワーよりもあると言われています。
ただし、利尿作用の根拠となるデータは見つかりませんでした。
リンデンウッドに期待される効果は、
などが挙げられます。
3時のおやつに合わせて飲むと良いですよ!
『夫婦愛』の由来は?
リンデンの花言葉は、ギリシャ神話の物語からつけられました。
これは全知全能の神ゼウスの逸話とされています。
ある日のこと、神ゼウスが旅人に変装し、ある村へ訪れたことが始まりです。
そこで出会った貧しい老夫婦の、心のこもったおもてなしを受けた神ゼウスは、その老夫婦の願いを叶えてあげることにしました。
老夫婦の願いとは、「二人が死んだ後も一緒にいること」でした。
その願いを聞いた神ゼウスは、二人を樹の姿へと変え、二人が末永く寄り添って過ごせるようにしてあげました。
この樹のひとつが、リンデンであると言われています。
※この物語には諸説あります
この物語が『夫婦愛』という花言葉につながったようです。
その他にも、
の花言葉もあるようです。
夫婦愛の溢れた物語にぴったりの花言葉ですね。
リンデンの甘い香りで、お互いの愛情や、結婚の記念日を思い出してみるのも素敵です。
甘い香りの入浴剤も人気です!
誕生花
リンデンは、以下の日付の誕生花です。
リンデンフラワーの開花時期がこのあたりのようです。
この日には、夫婦が出会えた感謝を記念して、リンデンのハーブティーや入浴剤を楽しんでみてはいかがでしょうか。
こんな人に飲んでほしい!
リンデンには、使用部位によって効果が異なります。
医薬品のような鋭い効果はありませんが、
どの使用部位も飲みやすいハーブティーのため、用途に合わせて気軽に楽しむことができます。
こんな時におすすめ
おすすめのブレンド
眠りの支度を整える
リンデン×レモンバーベナ
レモンバーベナの名のとおり、レモンのようなシトラス系の香りが特徴で、気分が落ち着くリラックス効果が期待されているハーブティーです。
リンデンはシングルでもフローラルな香りがたのしめますが、レモンバーベナをブレンドすることで、さっぱりとした口当たりを楽しむことができます。
リンデン あとがき
リンデンは使用できる部位が多く、
などの使用部位によって期待される効果が異なります。
リンデンの花言葉『夫婦愛』は、夫婦の絆の物語が由来でした。
そんな素敵な物語の詰まったリンデンを感じて、
『夫婦愛』について思い出し、さらに深め合っていけるといいですね♪
そんな素敵な物語のお供に、リンデンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
夫婦愛ってなんだろう?